東亜硝子工芸は、父が経営する切子工場で、フォレストは1992年に販売部門として独立しました。伝統的な江戸切子の技術を活かし、蒲田のガラス工芸の伝統や地域の特徴を盛り込んだガラス製品「蒲田モダン切子」や、職人のこだわりの工芸作品を製作販売しています。
地域の方たちにも、大田区蒲田のガラス工芸を少しでも知っていただきたいと、3年ほど前から2ヶ月に一度、工場を一般開放するようになりました。主に土・日の週末に、1階の工場で切子の体験教室を、2階で製品の販売や説明をしています。
切子体験教室は毎回人気で、予約制になっています。初めての方は、「星」の模様をカットします。小学生はペーパーウェイト(文鎮)、中学生以上は透明のグラスに模様を入れて当日持ち帰ることができます。所用時間は約1時間ぐらい。初めての方でも安心して参加できます。2回目からは、小学生でもグラスに模様が彫れるようになります。内容は毎月テーマがあって、「花」「魚」「うさぎ」などを彫ったり、「七宝」「魚子」「格子」などの伝統柄を体験するときもあります。グラスの形や色も、毎回変わりますので詳しくはお問い合わせください。
2階の展示室では、工場で製作している切子の販売のほか、一般開放の日だけ特別に、試作品や廃番品などのアウトレットコーナーもあります。蒲田で始まったガラス工芸の歴史なども、パネルにして展示してありますので、自由にご覧いただけます。記念品や引出物などのご相談も受け付けておりますので、お気軽にお尋ねください。
一般開放日以外の日に、切子製品を購入希望の場合は、電話で予約の上、工場の展示室をご案内しております。
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東亜硝子工芸 入り口
一人一人に職人がついて教えます
工場2階では切子製品を展示・販売しています |